その昔、白鷲が傷をいやしていたことから発見されたと伝わる温泉で、戦国時代には、山陰を征した尼子氏の御殿場として栄えていたのだといわれています。効能は発見由来の通り、外傷そして疲労、婦人病などです。泉源は湯温52度で、なんと毎分900リットルという西日本屈指の豊富な湯が自慢です。ここにある3軒の宿は、いずれも心休まるのどかな雰囲気を持っているので、気軽に宿泊できるのが嬉しいかぎりです。温泉街にありがちな俗っぽい感じがしないので、女性同士でも安心して泊まれますよ。それから、入浴だけの利用も出来るので、足立美術館を訪れたあと立ち寄ってみてください。この温泉は、美術館に隣接しているといっても過言でない場所にあるのです。
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