道の駅ご縁広場にある吉兆館は、大社町の民俗文化を紹介する展示館です。毎年1月3日には、「吉兆さん」祭りで賑わいます。歳徳神(としとくじん)と大きく縫われた高さ10メートル幅1メートルもある幟(のぼり)を地元の若者達が、厳かな神謡に乗って各町内を担ぎ歩き、氏神や新年の祈りを捧げるお祭りです。
また、平成5年春に観光情報発信基地として、和風神社様式の建物でオープンしました。吉兆館のシンボルである吉兆の扇と鉾が、屋上にそびえています。県指定文化財の吉兆幡を中心に、文化や歴史など伝統芸能の展示をしています。中は、高さ約16メートルの大ホールがあり、360度にわたって設置されたサークルビジョンシステムを使い、映像を見ながら大社の町を体験できます。
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